ローカルSEOの備忘録

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Googleに書き換えられやすいタイトルと対処法のメモ|2021年8月29日時点

2021年8月下旬になってから、サイト側で設定したタイトルが、検索結果では大きく書き換えられているケースが急増しています。

検索結果のタイトル

検索結果のタイトル

 

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元タイトル


元々、検索結果で、違うタイトルに書き換わっていることはよくあることでした。同じページでも、検索キーワードによって、タイトルやディスクリプションが可変するケースも少なくありません。

しかし、上記のケースのような「誤解を招く」大胆な変更が最近増えています。

 

これには、8月下旬に公開された、Googleによるページタイトルのアップデートが影響しているようです。

developers.google.com

www.suzukikenichi.com

 

 

書き換えられやすいタイトルの特徴

タイトルの書き換えには、タイトルタグ・h要素・ページ内容(テキストやAlt内容が採用されたこともある)が採用されます。すべてのページに当てはまる条件ではないですが、以下のケースで書き換えが発生するケースが多いようです。

  • 二文に分けたタイトル(疑問+解決など)
  • 【】や「」が消えるケース

検索結果でのタイトル

元タイトルタグ

<title>「集中力=頑張る力」は間違い。実はこれが、集中する一番手っ取り早い方法なんです|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。</title>

 

特定の単語というより、1センテンスにしようとしている印象です。ただタイトルに採用される要素が多いため、同じ条件でも影響がない場合もあります。

Googleに誤解を招くタイトルに書き換えられてしまったら

サイト側でできること

タイトルアルゴリズムは、現在進行形でアップデートが繰り返されているようです。検索するたびにタイトルが変わっているケースもあります。そのため、「いまは何もせずにチェックだけしておく」のもベターな選択だと思います。

しかし、先程の国民生活センターの例のように、早急な対応が必要な場合、以下の変更をした上で、再度インデックスをリクエストしてみるのも一手です。

 

  • タイトルを切らない(二文以上にしない)
  • 「」【】を使わない
  • h構造(見出しに入るテキスト・Alt情報)を見直す、多用しない

Googleへのフィードバック

また、1ユーザーとしても取り組み可能で、中期的に効果が見込めるのは、Googleへのフィードバックです。誤解を招く検索結果タイトルを見つけたら、Googleに以下の経路でフィードバックしてみてください。検索結果そのものに即時反映は難しいとは思いますが、何かしらの改善に繋がるかもしれません。

 

  • 検索結果の下にあるフィードバックから問題点を報告
  • Google検索ヘルプコミュニティで報告(日本語でもスレッド依頼中とのこと)

support.google.com