急増中！Googleビジネスプロフィールの投稿が反映されない理由と対処法

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2022年2月現在、Googleビジネスプロフィール（Googleマイビジネス）の投稿が反映されなかったり、却下されるケースが相次いでいます。

ヘルプコミュニティにも同様の問い合わせが多く入るので、却下が増えている考察と反映されないときの対応についてまとめました。

なぜ投稿が反映されないのか？

投稿が反映されない主な理由です。

反映までのタイムラグ（数時間かかる場合もある）
投稿内の写真がコンテンツポリシーに違反している（とみなされている）
投稿内のテキストがコンテンツポリシーに違反している（とみなされている）
投稿内容が重複している
審査、反映が遅延している

このうち最も多いのは、コンテンツポリシーの違反です。

ヘルプの方に確認したところ、最近「システムによる判断領域が増えた」のと「判断基準が厳しくなった」という背景を聞きました。

それにより、「以前は通っていたものが通らなくなった」り、「人の目ではポリシーに遵守している内容でも却下される」というケースが増えているようです。

ただ、これらはおそらく不可逆の変化です。

というのも、実際に投稿されている投稿や写真の多くは「コンテンツポリシーに違反しているもの」が多いからです。

写真に文字を多く重ね合わせていたり、投稿欄にURLを入れているケースなどが少なくありません。

これらの条件が今後緩くなるのは考えにくいです。基本的には、ポリシーすれすれをいく却下は増えてくるはずです。

Googleビジネスプロフィールにおけるコンテンツポリシーについて

コンテンツポリシーについて簡単に解説します。

Googleビジネスプロフィールのコンテンツポリシーは、複数のプロダクト、ページにまたがっています。

投稿全体のコンテンツポリシー
ビジネスプロフィールの投稿に関するコンテンツポリシー - Google ビジネスプロフィールヘルプ

写真やテキストに関するコンテンツポリシー
各フォーマットに適用される要件 - マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ

禁止事項
禁止および制限されているコンテンツ - マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ

ページが複数にまたがると解釈も分かれますし、混乱や誤解のもとでもあるので、Googleはポリシー・ガイドラインの一本化を早急にお願いしたいところです！！！

投稿で却下されやすいテキストと写真

却下されやすいテキスト内容（※例は開示されないので個人的な解釈）

・ハッシュタグ、電話番号やURL、メールアドレス、住所

・性的なものや露骨な性表現を意味するテキスト（例：美尻（翻訳するとNice assになるから？）

・記号や絵文字の多用（数文字程度を間隔を空けて使う分には問題になりにくい）

・嫌がらせやいじめ、差別につながるコンテンツや表現（例：唐辛子攻め（Google翻訳するとChili attackになるから？）

・アルコール、タバコ関連、ギャンブル、金融サービス、医薬品、未認可のサプリメント、健康機器、医療機器を意味するテキスト（特定の規制または各地域で規制の対象となっている商品やサービスについては、コンテンツを投稿する際に、それぞれに該当するガイドラインを遵守する必要があります）

・URLボタンに日本語URLを入れる

・誤字、奇抜な文字、意味を成さないコンテンツ、自動生成コンテンツ

却下されやすい画像・動画内容（※例は開示されないので個人的な解釈）

・アルコール、タバコ関連、ギャンブル、金融サービス、医薬品、未認可のサプリメント、健康機器、医療機器（例外：メニューの画像・画像にアルコール飲料が写っているが、それがメインの被写体ではない場合）

・低品質な画像・動画：不鮮明、ぼかし入り、不自然な写真（例：黒一色などの写真）

・投稿内容と無関係の画像・動画、ユーザー体験を損ねる画像・動画

・性的なものや露骨な性表現：肌色面積が多い写真

・合成写真や過度な加工写真：（例：Before/After）

・テキストを過度（10%以上）に重ねている写真：重ね合わせるコンテンツの面積は画像や動画の 10% を超えてはならず、1 つの端にのみ表示する必要がある

却下された投稿文や写真のどこが、上記に引っかかっているか想像しながら試す必要があります。

ただし、これは「傾向」であり、「○○はNG」と明記されているわけではありませんし、却下された時も「ここがダメ」というアラートもでません。

また、システム判断なので、違反していたとしても必ず却下されるわけではありません。今後、基準が変わる可能性もあります。

重複が多いのも却下の原因になる（らしい）

私自身もこれまで意識したことがなく、多くの方も誤解しているのですが「投稿や写真で、重複とみなされるものも却下の対象になっている」そうです。

スパムと虚偽のコンテンツ

投稿するコンテンツは、その場所での実体験に基づいている必要があります。評価を操作する目的でコンテンツを投稿しないでください。また、虚偽のコンテンツを投稿したり、同じコンテンツを複数回投稿したり、同一の場所に関するコンテンツを複数のアカウントから投稿したりしないでください

禁止および制限されているコンテンツ - マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ

※「重複コンテンツの禁止」は、Googleビジネスプロフィールのヘルプの方から直接聞いた情報ですが、Googleビジネスプロフィールのガイドラインで「ビジネスプロフィールでの投稿の重複の禁止」を明示されているわけではありません。ヘルプの回答もタイミングによって解釈が違うことがあり、「こういったケースでの却下が増えているデータに基づく回答」でもあります。今後、別のプロダクトエキスパートの方からの補足などあれば追記していきたいと思います。

過去、同じようなテキストや写真を投稿していると、「重複」とみなされて却下されるケースが増えているそうです。

「同じような投稿や写真を入れる際には、過去の投稿を削除したり写真を削除したりすると上手くいくことがある」とのことでした。

例えば、営業時間は毎回投稿するものですので、どうしても同じ内容になってしまいがちです。

同じような内容を載せる際には、以前の情報を削除してから投稿し直したり、言い回しや日付、写真を変えたりする必要があります。

正直、手間ですよね。

しかし、よくよく考えてみれば、コピペでない発信は温かみを与えますし、ユーザー視点で「最新情報」と伝わりやすくなります。

正直、重複での却下がどれだけのケースで起きているか、懐疑的です。引き続き、自分の管理アカウントでも検証を続けていきます。